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柴咲コウ 何してたの?5年ぶり連ドラ『スキャンダルイブ』主演までの活動まとめ

女優の柴咲コウさんが、ABEMAオリジナル新ドラマ『スキャンダルイブ』で5年ぶりに連続ドラマ主演を務めることが発表されました。芸能事務所の女社長と、スクープを狙う週刊誌記者との心理戦を描くオリジナルサスペンスで、共演には川口春奈さん。世代を超えた2人の実力派女優の共演に、SNSでは「待ってた!」「また連ドラで見られるのが嬉しい」といった声も見られます。

注目されるのは、「柴咲コウはこの5年間、何をしていたのか?」という点です。確かに、テレビの連ドラで彼女を見かける機会は減りましたが、決して活動を休んでいたわけではありません。映画、音楽、ブランド経営、社会活動など、多方面で精力的に活動していました。本記事では、この5年間の足跡を振り返りつつ、新ドラマ『スキャンダルイブ』への期待も解説します。

画像出典元:ABEMA公式サイト
      https://abema.tv/lp/scandaleve-onair

柴咲コウ、5年ぶりに連ドラ主演へ

柴咲コウさんが主演を務める『スキャンダルイブ』は、芸能界を舞台にしたABEMAオリジナルドラマです。柴咲さんは芸能事務所を率いる敏腕社長役を演じ、川口春奈さんはその芸能事務所を追う週刊誌記者役。芸能界とメディアの対立をテーマに、スキャンダルをめぐる心理戦が展開されます。

柴咲コウさんが最後に連続ドラマで主演を務めたのは、2020年10月~12月放送の『35歳の少女』でした。こから約5年を経ての主演復帰となり、ファンの期待感が高まっています。

柴咲コウはこの5年間何をしていた?

映画での女優活動

この5年間、連ドラ主演こそありませんでしたが、映画界では精力的に活動していました。

  • 2022年『Dr.コトー診療所』
    16年ぶりの映画化で、柴咲コウさんは再び看護師・星野彩佳役を演じました。医療ドラマの金字塔の劇場版として大きな話題に。
  • 2023年『ミステリと言う勿れ』
    人気ドラマの劇場版に出演。菅田将暉さん演じる久能整と関わる女性を演じ、その存在感で観客を魅了しました。
  • 2025年11月28日公開予定『兄を持ち運べるサイズに』
    最新作として出演が発表されており、ファンの間で公開が待ち望まれています。

映画で存在感を発揮し続けてきた点が、柴咲コウさんの女優としての幅の広さを示しています。

音楽活動の充実

柴咲コウさんは、女優と並ぶもう一つの顔=歌手活動も積極的に展開しています。

  • 2020年にはオンラインライブを開催し、コロナ禍の中でもファンと繋がる新しい形を実現しました。
  • 2023〜2024年には、ベストアルバム『ACTOR’S THE BEST』シリーズを引っさげて全国ツアーを開催。
  • 2024年「KO SHIBASAKI LIVE TOUR 2024 ACTOR’S THE BEST 〜響宴〜」は全席ソールドアウトとなり、女優と歌手の両面を体現するステージとして大きな話題になりました。

実業家・ブランド経営者としての活動

柴咲コウさんは、2016年にレトロワグラース株式会社を設立しCEOに就任しました。同社はエンタメ・コマース事業を展開し、柴咲さん自身が経営の最前線に立っています。

2018年には「衣・食・住」をテーマに、企画・デザインを全面的に手掛けたファッションブランド『MES VACANCES(ミ ヴァコンス)』を立ち上げました。プレオーガニックコットンなど環境配慮素材を使用した衣類を発売し、サステナブルなライフスタイルを提案しています。

さらに、ファッションだけでなく、化学調味料不使用のレトルト食品ブランドも展開。体に優しい食の選択肢を提供するなど、衣料にとどまらず幅広い分野でブランドをプロデュースしてきました。

芸能人としての活動だけでなく、経営者・実業家として新しい価値を創造する姿も、柴咲コウの魅力のひとつとなっています。

実業家 柴咲コウの会社、経営はどうなっていた?

6期連続の赤字、倒産危機

設立当初から6期連続赤字を記録し、最終損益が最大▲1.6億円となった年度もありました。経営難から「倒産危機」と報じられるほど厳しい状況でした。

2023年・2024年は黒字化に転換

しかし近年は改善が見られ、2023年度・2024年度には2期連続で黒字化を達成。業績的には回復基調にあり、一定の成果を上げています。

組織内部の混乱

一方で、2025年初頭にはスタッフの大量退社が発生。背景には、柴咲さんが「音楽活動を軸に展開したい」との方針を示したことがあり、路線変更に反発する声があったとされています。

新体制への取り組み

現在は音楽業界のプロデューサー・吉田雄生氏を取締役に迎え、経営体制の再構築を進行中。黒字化には成功したものの、今後の方向性づくりが大きな課題となっています。

柴咲コウの代表作を振り返る(年代別)

  • 2001年『GO』
     日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。
  • 2004年『世界の中心で、愛をさけぶ』
     ヒロイン役&主題歌で社会現象に。
  • 2007年『ガリレオ』シリーズ
     福山雅治さんとの名コンビが話題に。
  • 2017年『おんな城主 直虎』
     大河ドラマ主演で歴史に名を残す。
  • 2020年『35歳の少女』
     連ドラ主演として印象的な役柄を演じた。
  • 2022年『Dr.コトー診療所』
     16年ぶりに映画化されたシリーズで、再び星野彩佳役を熱演。
  • 2023年『ミステリと言う勿れ』
     人気ドラマの劇場版に出演し、物語の重要な役どころを担った。

なぜ5年間、連ドラから遠ざかっていたのか?

考えられる理由としては:

  • 映画活動を優先していた
  • ブランド経営や音楽活動との両立が難しかった
  • コロナ禍による撮影環境の変化

さらに、インタビューでは「作品は出会い。本当にやりたいものを選びたい」と語っており、数をこなすよりも質を重視してきた結果、連ドラ主演のブランクが生まれたと考えられます。

まとめ

柴咲コウさんは5年ぶりに連続ドラマ主演を果たしますが、その間も映画、音楽、ブランド経営、社会活動と多方面で活動を続けていました。
経営面では6期連続赤字から直近2期連続の黒字化へと転換し、組織再編を進めながら実業家としての挑戦を続けています。

スキャンダルイブ』は、女優としての復帰だけでなく、女優・歌手・実業家という多面的な柴咲コウの現在地を示す作品となるでしょう。